PM8:00、駅のホーム。 帰宅ラッシュはとうに過ぎて、 電車を待つ人はまばらで、 入り込む雨が冷たくて、 踏切の音が遠くに聞こえた。 そして。 線路を挟んだ向かいのホームに、 昔の誰かの幽霊を見た。 覚えている。 声も、住んでいる場所も。 誕生日だって…
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